幅広階段をオススメしていますが、デメリットもあります。こちらも把握した上で、選んでください。
■幅広階段のデメリット
- 追加費用が発生する
- 折り返しが2マスに収まらない
まずはこちらの図面を見てください。
❮追加費用が発生する❯
図面を見ると、『パターン外』の記載があります。これは、標準ではなく、オプションですよ!という意味です。
オプション価格の話は、設計打ち合わせの後半で出てきますのでご注意ください。パターン外にならない条件もありますので、まずは営業さんに確認してみることをオススメします。
❮折り返しが2マスに収まらない❯
通常の一マス階段であれば、2×2マスで階段は収まります。
しかし、幅広階段は2.5×2.25マスのスペースを必要とします。横幅2.5は当然ですが、折り返し部分で1.25マス必要なため、縦方向も2マスでは収まりません。
ただ、図面をみても、実際の飛び出し量はどうなるのか?勾配天井はどれくらいなのか?分かりませんよね?
単純に、0.25マス=90/4cm=22.5cmではありませんでした。
私は、設計段階から気になって、設計士に質問しましたが、明確な答えは結局帰って来ませんでした。
階段の仕様は、ガッチリ決まっているから、少しも変更出来ないと言いながら、詳細の数字は答えられない設計に腹が立ちました。営業さんが頑張って、これくらいですと説明してくれましたが。。。
私の担当設計士が、セゾンの階段を知らなすぎたのかどうかは定かではないですが、もうこんな思いをする人がでないよう、
次回、一条工務店の幅広階段のはみ出し量を公開しようと思います。