住み始めてから、人感センサーの設置位置を、もっとこうしておけば良かったという点を紹介します。
まず、人感センサーの形には二種類あります。
- 水平方向のみ検知するタイプ
- 球状に広範囲検知するタイプ
水平方向タイプの特徴は、検知範囲を調整できるという点です。
最大で180°ですが、0°~90°と180°~90°の範囲で見えなくすることが可能です。ここで気をつけなければいけないのが、90°の位置を隠すことはできない!という点です。つまり、センサーの正面に人が来たときには必ず反応します。
こちらは主に、廊下などに用いられます。
ただ、こちらは高さ方向の検知に弱いです。高さ方向は非常に狭い範囲しか検知することができません。通常、スイッチ同様120cmの高さに設置されます。そのため、背の低い子供には反応しない場合が出てきます。
また、背の高い大人に対しては、中途半端な高さでもあります。我が家で採用した洗面所のスイッチですが、ドライヤーを使っているときに頻繁にライトが消えます。これは、手を上げて頭の付近は動いているのですが、センサーは胴体しか見えていないためです。
ここは、次の球状タイプにすれば良かったと後悔しています。
もう一つの、球状タイプの特徴は広範囲を検知できるという点です。
ただし、こちらは範囲の調整ができません。
そのため、主にトイレなど狭い個室に使用されます。
ただ、ここでも注目したいのが、高さ方向の検知範囲についてです。
球状といっても高さ方向は180°ではなく、センサーの高さまでです。そのため、センサーの位置が低いと、折角の球状タイプのメリットが生かせません。
こちらの球状スイッチセンサーを付ける場合は、高い位置につけ、部屋全体を見渡せるようにするのが良いでしょう。