システム収納の制約

一条工務店のシステム収納とは、収納棚やハンガーパイプなどが揃った収納スペースのことを言います。

このシステム収納には複数種類があり、その中から選んでいくことになります。もし、棚が無い方が良ければ、押し入れも選ぶことができます。

 

ただ、このシステム収納、標準(無料)で入れられる数には制限があります。

それは、六畳当たり1個。それ以上はオプションにするか、押し入れになります。

我が家の場合、30畳なので5個までは無料でした。

参考までに、我が家で使用した箇所は、

  • 1F パントリー
  • 2F主寝室クローゼット
  • 2F主寝室ウォークインクローゼット
  • 2F子供部屋クローゼット
  • 2F子供部屋クローゼット兼裏面本棚

です。

システム収納の大きさは関係なく、数だけに制約がありました。

 

特に重宝したのが、片側がクローゼットで裏面が本棚になっている収納です。これは、数としては1つに数えられるためお得感があります。

しかし、両面ともにクローゼットというタイプは存在しませんでした。

 

そこで、我が家ではシステム収納を2つ使い、表裏面にクローゼットを配置しました。

 

その間取りがこちら。

システム収納のレイアウト

奥行き60cmの収納を表裏に並べて配置すると、ちょうど1.5マスに収まるようになっています。

 

私の担当設計士は最初に、2つ並べることはできない!と言ってきましたが、追及したらできました。設計士が間違えることは多々ありますので、惑わされないようにご注意ください。

 

 

もう1つ、勾配天井にはシステム収納が配置できません。我が家でも1ヶ所押し入れを設けました。

階段下が典型的な例ですが、押し入れは板張りの空間になります。システム収納のような棚はないので大きな荷物を入れておくスペースとして使っています。